ファーウェイ(HUAWEI)パワコンの特徴・保障期間と購入するには?

ファーウェイ(HUAWEI)パワコンの
特徴・保障期間と購入するには?

<重要なお知らせ>2024年4月以降に低圧発電所のパワコンを交換される方へ

4月以降は電圧フリッカー対策機能付パワコンしか電力会社が接続を認めません。
オムロン・安川電機・ファーウェイ(HUAWEI)などは対応確認済み、ダイヤゼブラ(田淵電機)は2024年8月頃対応予定です。
※交換時は必ずプロのパワコン交換専門販売店に確認するようにお願いいたします。

太陽光発電所に使われる部材について、全量固定買取制度が始まった当初から、海外の太陽光パネルメーカーと日本製のパワーコンディショナー(以下、パワコン)の組み合わせが主流でした。しかし、FIT価格の低下に伴い、安価な海外メーカーのパワコンがますます採用されるようになっています。

海外のパワコンメーカーとしては、ドイツのSMAや、中国のサングロー(Sungrow)なども知名度や実績を誇りますが、ファーウェイ(HUAWEI)が圧倒的なシェアを持っています。

ファーウェイは、日本市場においてもPCS(パワーコンディショナーシステム)シェアが19%でトップを誇り、グローバル市場でも22%のシェアでトップです。特に分散型PCS市場では、40%以上の圧倒的なシェアを持っています。

2024年現在、工場や倉庫などで太陽光発電を自家消費するケースでは、ファーウェイのPCSが広く使用され、多くの販売店がコストメリットの点で支持しており、導入が増えています。

2022年には、既存のパワコンを置き換える市場を狙い、リパワリング専用のパワコンを発表。蓄電池市場でも、中規模や大規模用の産業用蓄電池の販売を開始するなど、業界から大きな注目を集めています。

今回は、技術だけでなく価格にも重点を置く太陽光投資家や販売店から絶大な人気を博するファーウェイのパワコンについて解説します。

タイナビ発電所を運営する株式会社グッドフェローズは、パワコンの販売台数が累計数千台以上に達しており、主に販売店向けの卸売が中心です。

ファーウェイのメリットや導入価格、企業の特徴についても含め、ご興味のある方はぜひご一読ください。

1.ファーウェイ(HUAWEI)とはどんな企業?

ファーウェイ(HUAWEI)

ファーウェイ(HUAWEI)は1987年に中国で設立された企業で、世界最大の通信機器ベンダーです。通信企業に広くサービスを提供し、法人向けICTソリューション事業など、世界人口の3分の1にサービスを提供しています。

2021年の世界企業番付「フォーチュン・グローバル500」では、中国企業として44位にランクされ、世界有数の企業です。

日本国内では、ファーウェイジャパン(HUAWEI JAPAN)が2005年に設立されました。2020年時点では東京・大阪・横浜など国内に9つの事業所を展開し、約950人以上が働いています。

主要な事業は通信事業者向けネットワーク事業、ICTソリューション事業、コンシューマー向け端末事業ですが、住宅用の太陽光・蓄電池システムの販売やパワコンの販売も行っています。

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2.ファーウェイ(HUAWEI)のラインナップ

ファーウェイ(HUAWEI)のラインナップ

ファーウェイ(HUAWEI)は、住宅向けには『LUNA2000シリーズ』というハイブリッド型蓄電池(パワーコン一体型)があります。このシリーズは、小型・中型の5kWhや10kWhから、大容量の15kWhまで、3つのラインナップが揃っています。

産業用途向けには、特高圧・高圧向けのパワコンとして、容量が30kw、40kw、63kw、111kwのラインナップがあります。一方、低圧向けには、容量が49.9kwや4.95kwの製品がラインナップされています。

特に、低圧用の単相パワコン4.95kwは、11.6㎏と軽量で、作業員1人でも設置可能です。また、最大過積載率が300%以上に達するなど、重要な機能を備えており、さらに重塩害にも対応しています。そのため、販売店からも高い人気を集めています。

オムロンの単相パワコンと比較されることがありますが、価格面ではファーウェイ(HUAWEI)の方が圧倒的に安価です。
故障のリスクを最小限に抑えたい方には、オムロンを選択する傾向がありますが、価格を重視される方にはファーウェイ(HUAWEI)がオススメです。

2.1 ファーウェイ(HUAWEI)のパワコン「SUN2000シリーズ」の容量は何キロワット?

ファーウェイ(HUAWEI)のパワコンは、「SUN2000シリーズ」の単相、三相、および三相絶縁型がラインナップされています。ラインナップは、単相(4.95kw)および三相(49.9kw、30kw、40kw、63kw、111kw)です。

現在の販売商品の型番は以下の通りです。

  • ・SUN2000-111KTL-NHM0
  • ・SUN2000-50/63KTL-JPM0
  • ・SUN2000-33/40KTL-NH
  • ・SUN2000-50KTL-JPM1
  • ・SUN2000-20KTL-M3
  • ・SUN2000-4.95KTL-NHL2
  • ・SUN2000-125KTL-JPH0
  • ・SUN2000-62.5-NHM0

3.ファーウェイ(HUAWEI)のパワコンの特徴と強み

ファーウェイ(HUAWEI)のパワコンの特徴と強み

ファーウェイ(HUAWEI)の強みは、企業規模による安心感だけでなく、圧倒的な価格競争力も兼ね備えています。特に、市場で販売数が多い単相4.95kwの強みを3点ご紹介します。

3.1 過積載率は300%以上!

日本のパワコン(PCS)メーカーでも、過積載率200%を実現しているものがありますが、ファーウェイは300%以上の過積載が可能です。現時点ではここまでの過積載は必要とされていませんが、将来的に太陽光発電所に蓄電池を併設する可能性を考えると、高い過積載率を持つパワコンを使用しておくことで、将来的には発電所の価値を高めることが可能です。

たとえば、過積載率300%なら、低圧の発電所でも150kwの太陽光パネルを設置することが可能です。

3.2 最大変換効率は97.5%!

パワコンの変換効率は、太陽光パネルで発電した電気を効率的に売電するための重要な要素の1つです。ファーウェイのパワコンは最大変換効率97.5%と他のパワコンのメーカーと比較しても業界基準で高い水準にあります。

3.3 超小型で軽量!

特に、単相型のパワコン4.95kwは、1台あたり約11kgと非常に軽量で、作業員1人でも簡単に設置できます。また、筐体に冷却ファンがなく、自然放熱しているため、ファン自体の故障の心配がありません。

4.高圧用のリパワリングならファーウェイ(HUAWEI)がオススメ!

高圧用のリパワリングならファーウェイ(HUAWEI)がオススメ!

これまでは、大規模な太陽光発電所には、1台の大規模なパワコン(500kw/750kw)を設置する集中型タイプが一般的でした。しかし、この方式ではパワコンが故障すると発電が全て停止してしまうため、中規模のパワコンへの変更が増えています。ファーウェイは、このような変化に対応するために、2022年に日本市場に向けて、リパワリング専用の出力62.5kWのパワコンを投入しました。今後、集中型パワコンが設置されている高圧発電所でも、中型パワコンへの置き換えが増えて来るでしょう。

5.ファーウェイ(HUAWEI)のパワコンの気になる価格、保証期間、塩害、出力制御対応はどうなってる?

ファーウェイ(HUAWEI)のパワコンの気になる価格、保証期間、塩害、出力制御対応はどうなってる?

単相4.95kwのパワコンは、市場価格が1台あたり約10万円前後(※市場価格)と言われており、業界内では最もコストパフォーマンスに優れたメーカーと評されています。

ファーウェイ(HUAWEI)のパワコンは、IP65完全密閉構造により、重塩害にも対応しています。また、出力制御機能も備えています。

保証期間は、オプションを利用しない場合は10年間です。しかし、延長オプションを利用することで、15年間や20年間まで延長することも可能です。(※ただし、4.95kw以外のモデルは5年間の保証期間となります。)

6.ファーウェイ(HUAWEI)のパワコンを購入するなら、「パワコン業者一括見積りサイト」がオススメ!

パワコンの交換をご検討中なら、「パワコン業者一括見積もりサイト」をぜひご利用ください。
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